12月16日(日本時間17日)、米・アリゾナ州グレンデールのデザート・ダイヤモンド・アリーナで開催された、マッチルーム・ボクシング興行のメイン。IBF世界フライ級王者サニー・エドワーズ(英)=20戦全勝(4KO)=と、WBO王者ジェシー・ロドリゲス(米・帝拳)=18戦全勝(11KO)=による王座統一戦は、ロドリゲスが9回3分TKO勝ち。

サウスポーのロドリゲスはガードを高く上げ、右ジャブから速い左ストレートでエドワーズに肉薄。頻繁にスイッチを繰り返し迎え撃ったエドワーズだが、ロドリゲスの攻勢の前に距離を潰され苦戦。5回以降はロドリゲスのコンパクトな連打を浴び、追い詰められていった。

迎えた第9ラウンド終了間際、ロドリゲスのボディジャブからの左ストレートがカウンターとなって決まるとエドワーズはダウン。唖然とした表情でカウントを聞いたエドワーズは、立ち上がりラウンド終了ゴングを聞いたが、ここで試合続行をあきらめ棄権。技巧派王者対決はロドリゲスの圧勝に終わった。