WBA世界スーパーフライ級王者井岡一翔(志成)=30勝(16KO)2敗1分=選手と、IBF世界同級王者フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)=16戦全勝(9KO)=による王座統一戦は、7月第1週に日本で対戦する事で対戦同意。まもなく正式発表されるが、WBAは勝者に対し義務試合を設ける事を決定している。
WBAは井岡選手陣営からの例外申請を認め、IBF王者マルティネスとの王座統一戦を承認。井岡選手への指名挑戦が指令されていた、同級1位ジョン・ラミレス(米)=13戦全勝(9KO)=と、同級5位デビッド・ヒメネス(コスタリカ)=15勝(11KO)1敗=による暫定王座決定戦を承認。
試合は4月20日(日本時間21日)に米・ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで開催される、ヘイニーvsガルシア興行で行われる事が決まっている。
そしてWBAは井岡vsマルティネスの発表を前に、王座統一戦勝者は120日以内にラミレスvsヒメネス勝者と対戦する事を義務付けた。
マルティネスは2022年2月にジェルウィン・アンカハス(フィリピン)を破り王座奪取。同年10月の再戦でも返り討ちに成功。昨年6月に指名挑戦者ジェイド・ボルネア(フィリピン)を判定で破り2度目の防衛したが、それ以降試合はなく、IBFの指名防衛戦期限3月26日を経過しての王座統一戦となる。