8月30日(日本時間31日)、メキシコシティのペプシ・センターで開催された、元WBA世界フェザー級王者でWBC世界スーパーフェザー級14位にランクされるマウリシオ・ララ(メキシコ)=26勝(19KO)3敗2分=と、ペドロ・デルガド(メキシコ)=10勝(5KO)1敗1分=のスーパーフェザー級戦は、ララが7回TKO勝ち。

デビュー以来の連勝を”10”でストップされた後、勝ち星がないデルガドに対し、序盤戦もたついたララだが、徐々に地力を発揮。迎えた第7ラウンド、ララは右ストレートをボディに打ち込み、左フックをフォローしダウンを奪う。再開後、一気にデルガドに迫ったララが左右でボディを叩くと、デルガドはあっけなくキャンバスへ落下。試合は即座にストップされた。

ララは昨年5月27日(日本時間28日)に、英・マンチェスターで行われたリー・ウッド(英)=28勝(17KO)3敗=との再戦で、オーバーウェイト(3.8ポンド超過)によりWBA世界フェザー級王座を剥奪され、試合でも2回にダウンを奪われ大差の判定負け。

今年2月16日(日本時間17日)にメキシコ・オアハカで行われた再起戦でも、ダニエル・ルゴ(メキシコ)=27勝(18KO)3敗1分=と、10回引き分け(94-96、95-95、95-95)に終わっており、再起2戦目でようやく勝利を手繰り寄せた。