10月14日(日本時間15日)、ドミニカで開催されたヘビー級8回戦に、0勝42敗1NC、うち38度のKO負けという驚異のレコードを持つアレクシス・デ・ラ・クルス(ドミニカ)の出場が予定されていた。2007年6月に初回KO負けでデビューしたクルスは、2度の反則負けと判定試合がある以外は全てKO敗戦。2011年12月に4ラウンド判定負けを喫して以来、24連続KO負け中で、ドミニカ・コミッションからは無期限の出場停止処分中。

対戦相手は4戦全勝4KO勝ちのアルフレド・アルカンタラ(ドミニカ)だったが、クルスはリングに上がる事なく、アルカンタラは10連敗中の元ドミニカ・クルーザー級王者アニューディ・ロドリゲス(ドミニカ)=5勝(1KO)38敗2分=と戦い、初回1分3秒TKO勝ちを納めた。試合後、11連敗、45歳のロドリゲスはコミッションから1ヶ月の活動停止処分を受けている。

英国リングで戦い続ける35歳のゲンナジー・クライエフスキー(リトアニア・英在住)は、10月14日(日本時間15日)に行われたライトヘビー級4回戦で、ジェームズ・アルバート(英)=4勝(1KO)無敗1分=に判定で敗れ、2018年12月のデビュー以来、ついに60連敗(8KO負)を記録。次の試合は決まっていないが、一体どれだけ負け続けるのか、それとも噛む日がやって来るのか、気になる存在であります。