WBO世界スーパーフライ級3位アンドリュー・モロニー(オーストラリア)=26勝(16KO)3敗1NC=は、2月24日に東京・両国国技館で行われる、WBO世界同級王座決定戦。同級1位田中恒成(畑中)=19勝(11KO)1敗=選手と、同級2位クリスチャン・バカセグア(メキシコ)=22勝(9KO)4敗2分=戦勝者への挑戦を希望。
「1位と2位が空位のベルトを賭けて戦うので、彼らの試合後に私が1位になる。その勝者は田中選手になると思う。私はできるだけ早く彼と戦う機会を得たいと思っている。バカセグアの映像を見たが、田中選手には勝てないだろう。楽勝だと思う。彼がフレッシュな状態でオーストラリアに来て、私とベルトを賭けて戦えることを願っている」(モロニー)
5月12日にオーストラリア・パースのRACアリーナ(1万5000人収容)で開催が決定した、IBF世界ライト級3位ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)=17勝(11KO)3敗=と、同級2位ジョージ・カンボソスJr(豪)=21勝(10KO)2敗=による、IBF世界同級王座決定戦興行に出場し、世界タイトルマッチを行う事を願うモロニーは、田中選手と戦う事を夢見ている。
また、階級を下げる事も視野に入れており、WBO&IBF世界フライ級王者ジェシー・ロドリゲス(米・帝拳)=19戦全勝(12KO)=が王座を返上した場合、WBO世界フライ級王座決定戦への出場も選択肢の一つだとし、「どんな体重であろうと、誰と戦っても構わない」と言う。
しかし、現実的には田中選手が新王者となった場合、モロニーの挑戦は日本で実現する事になるだろう。まずはモロニーの予想通リ、田中選手がバカセグアに勝ち、WBO世界スーパーフライ級王者になるのを期待したい。