元2階級制覇王者で、WBA世界スーパーバンタム級3位にランクされるルイス・ネリ(メキシコ)=36勝(28KO)2敗=が、3階級制覇を目指してWBA世界フェザー級王者ニック・ボール(英)=22勝(13KO)無敗1分=の持つ王座へ、8月16日(日本時間17日)にサウジアラビア・リヤドで挑戦する事で、両陣営が同意した事が明かにされた。

しかし、同日のメインカードとして予定されていた、WBO世界スーパーライト級王者テオフィモ・ロペス(米)=22勝(13KO)1敗=と、元2階級制覇王者でWBC世界ウェルター級1位、WBA2位にランクされるデビン・ヘイニー(米)=32勝(15KO)無敗1NC=の一戦は、ロペスが対戦を辞退。

最近、冴えないファイトが続くロペスは、高額ファイトマネーを得られる対戦相手を求めていたが、そこに元WBC世界ライト級暫定王者のライアン・ガルシア(米)=24勝(20KO)2敗1NC=との再戦が計画が頓挫したヘイニーが名乗りをあげていた。

Teofimo Lopez

ロペスには1100万ドル(約15億7090万円)のファイトマネーが提示され、両選手はそれぞれ契約書にサインした事が伝えられていたが、ロペスの対戦辞退を聞いたヘイニーは激怒。

ロペスのヘイニー戦拒否により、アンダーカードとして計画されていたネリvsボールも宙に浮く形となったが、世界のファン、関係者からは両者の対戦をメインイベントで望む声も多く、開催が期待されている。

ネリvsボール。サウジアラビアとは言わないが、英国、米国での開催が期待されます。今後に注目。