5月9日(日本時間10日)に米・ジョージア州アトランタ郊外カレッジパークのゲートウェイ・センター・アリーナで開催される、サリタ・プロモーションとマニー・パッキャオ・プロモーション共催興行の前日計量が同地で行われ、メインイベントのIBF世界フェザー級タイトルマッチに出場する王者アンジェロ・レオ(米)=25勝(12KO)1敗=はリミットをクリアしたが、挑戦者の同級1位ライース・アリーム(米)=23勝(12KO)1敗=は、リミットを2.8ポンド上回る128.8ポンドを記録。
ジョージア州コミッションはルールにより再計量まで1時間の猶予を認めたが、アリームは128ポンドまでしか落とせなかった。サリタ・プロモーションはレオ陣営が違約金を受け取る事で試合の実現を目指したが、レオ陣営は試合への出場を拒否し、タイトル戦は中止となった。

この試合の興行権は2月17日(日本時間18日)に行われた入札で、アリームと契約するマニー・パッキャオ・プロモーションが22万7千100ドル(約3480万円)で落札に成功。レオのプロモーターであるプロボックス・プロモーションは16万7千ドル(2559万円)だった。
ファイトマネーの分配は、王者のレオが65%の14万7,615ドル(約2262万円)で、挑戦者のアリームは35%の7万9,485ドル(約1220万円)となるが、ジョージア州コミッションの規定により、規定体重をクリアしたレオはファイトマネーの全額を受け取る権利がある。
アリームのアドバイザーを務めるマニー・パッキャオ・プロモーションのショーン・ギボンズは、「アンジェロ・レオ、DAZN、そして共同プロモーターのドミトリー・サリタに心底同乗する。アリームは世界中の多くの場所で戦って来たが、これまで体重の問題は一度もなかった」と語り、肩を落とした。

レオ陣営は今後、DAZNと放送契約を締結したトップランクの下で戦う事を明言。王座統一戦を希望するレオは、トップランクと契約するWBO王者ラファエル・エスピノサ(メキシコ)=28戦全勝(24KO)=、WBC王者ブルース・“シュシュ”・キャリントン(米)=17戦全勝(10KO)=との対戦を熱望。
エスピノサは9月12日にサウジアラビア・リヤドで開催される、カネロ・アルバレスの復帰戦興行に出場を予定。キャリントンは7月4日(日本時間5日)に米・オハイオ州クリーブランドで、同級12位レネ・パラシオス(メキシコ)=19勝(10KO)無敗1分=の挑戦を受ける事が決まっている。
DAZNにより放映される明日の興行は、WBA世界ライトヘビー級7位、IBF13位アティフ・オーバートン(米)=15戦全勝(13KO)=と、元IBO世界スーパーミドル級王者カルロス・ゴンゴラ(エクアドル)=22勝(17KO)3敗=の10回戦をメインとして行われる事になった。
