7月29日(日本時間30日)に米・ラスベガスのT・モバイル・アリーナで、Showtime PPV(84.99ドル・約12,000円)放映により開催された、4団体統一世界ウェルター級戦。WBO世界ウェルター級王者テレンス・クロフォード(米)=40戦全勝(31KO)=と、WBC、IBF&WBAスーパー王者エロール・スペンスJr(米)=28勝(22KO)1敗=の一戦は、65万件以上のPPV売上(約78億円)を記録。

ゲート収入はラスベガス興行史上6位の2100万ドル(約29億9550万円)で、メイウェザーvsカネロの2000万ドルを上回った。両選手は共に2500万ドル(約35億6600万円)以上の報酬を手にする。選手同士の交渉から実現に漕ぎつけたビッグファイト。勝者クロフォードは、敗者スペンスJrをリスペクトし、契約にある12月再戦条項の尊守に前向きな姿勢を見せている。

クロフォードが9回分32秒TKO勝ち。史上初となる2階級での4団体王座統一に成功した。