WBC、WBO、IBF世界スーパーバンタム級&WBAスーパー同級王者井上尚弥(大橋)=28戦全勝(25KO)=の次戦は、12月24日に東京で、IBF&WBO世界同級1位サム・グッドマン(オーストラリア)=19戦全勝(8KO)=を相手に行われる事で、契約の最終調整に入った。同日はWBO世界バンタム級チャンピオン武居由樹(大橋)=10戦全勝(8KO)=選手の2度目の防衛戦も行なわれる他、WBA世界スーパーライト級1位平岡アンディ(大橋)=24戦全勝(19KO)=選手も出場。米国ではESPN+により生配信される。

10/11 エスピノサvsラミレス 「入札!」 WBO世界フェザー級戦

トップランクはWBOから指令されていた、WBO世界フェザー級王者ラファエル・エスピノサ(メキシコ)=25戦全勝(10KO)=と、前王者で同級1位にランクされるロベイシ・ラミレス(キューバ)=14勝(9KO)2敗=の再戦が、最終的に契約締結に至らなかった事をWBOに通達。これを受けWBOは10月11日(日本時間12日)に入札の開催を決定。最低入札価格は15万ドルで、報酬分配は王者エスピノサが落札額の75%、挑戦者ラミレスが25%となる。

エスピノサはトップランクと共同プロモート契約を結び、ラミレスはデビュー以来、トップランクの手により推進されている。両選手は早い時期に対戦同意が伝えられ、12月7日(日本時間8日)に米・アリゾナ州グレンデールのデザート・ダイアモンド・アリーナで開催される、WBO世界スーパーフェザー級王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)=38勝(31KO)2敗1分=と、同級暫定王者オスカル・バルデス(メキシコ)=32勝(24KO)2敗=による、WBO世界同級王座統一戦興行に組み込まれる事が予想されていた。

しかし、エスピノサは契約に同意したものの、ラミレスが同意に至らず、WBOから提示された交渉期限までに契約締結はならなかった。試合報酬が原因と考えられている。ラスベガスに住むラミレスは、最近、元世界3階級制覇王者のホルヘ・リナレス氏と精力的なミット打ちを行う等。試合へ向けてのトレーニングを開始している。

ノーマンJr 負傷 防衛戦延期! WBO世界ウェルター級

WBO世界ウェルター級王者ブライアン・ノーマンJr(米)=26勝(20KO)無敗2NC=は左拳を負傷。11月8日(日本時間9日)に米・バージニア州ノーフォークのスコープ・アリーナで開催されるトップランク興行で予定されていた、同級7位デレク・クエバス(プエルトリコ)=27勝(19KO)1敗1分=との防衛戦はキャンセルされた。来年の早い時期に再スケジュールされる事になった。