WBA世界ライトヘビー級スーパー王者ドミトリー・ビボル(ロシア・米/カリフォルニア州在住)=21戦全勝(11KO)=の次戦は、12月に米国で同級7位リンドン・アーサー(英)=23勝(16KO)1敗=を挑戦者に迎え行う計画が進んでいる事を、マッチルーム・ボクシングのエディ・ハーンが示唆。ビボルは昨年11月にUAE・アブダビで、ヒルベルト・ラミレス(メキシコ)=44勝(30KO)1敗=を大差の判定で破って以来、試合から遠ざかっている。

昨年、サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)=59勝(39KO)2敗2分=、ラミレスと相次いで強豪を撃破したビボルは、対戦相手を見つけるのに苦労しているのが実情で、9月1日(日本時間2日)に英・ボルトンでブライアン・スアレス(アルゼンチン)=18勝(17KO)2敗=に10回KO勝ちし、空位のIBO王座を獲得したばかりのアーサーに白羽の矢が立った。