6月18日(日本時間19日)に行われたWBC世界スーパーライト級戦。王者デビン・ヘイニー(米)=31勝(15KO)1敗=と、同級1位サンドル・マーティン(イタリア)=42勝(15KO)3敗=による指名戦は、マーティンと共同プロモート契約を結ぶトップランクが、242万ドル(約3億8千200万円)で落札に成功。

ファイトマネーの分配は70/30で、勝者ボーナスとして10%の24万2000ドル(約3820万円)がキープされ、ヘイニーが152万4600ドル(約2億4千60万円)、マーティンが65万3400ドル(約1億310万円)を手にすることになる。

ヘイニーと共同プロモート契約するマッチルーム・ボクシングのエディ・ハーンはこの入札に参加せず、トップランクは単独での落札だった。

マッチルーム・ボクシング傘下には、6月15日(日本時間16日)にプエルトリコ・マナティで、スブリエル・マティアス(プエルトリコ)=20勝(20KO)2敗=を12回判定で破り、IBF世界スーパーライト級の新王者となったリアム・パロ(オーストラリア)=25戦全勝(15KO)=がおり、ヘイニーがWBC王座を放棄してパロに挑む可能性もあると見られている。

マリオ・バリオス WBC世界ウェルター級王者昇格

WBCは世界ウェルター級王者テレンス・クロフォード(米)=40戦全勝(31KO)=を休養王者に認定した事に伴い、同級暫定王者のマリオ・バリオス(米)=29勝(18KO)2敗=を、正式に正規王者とすることを承認。バリオスがWBC世界ウェルター級唯一の王者となった。

次は45歳の元6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)=62勝(39KO)8敗2分=とのタイトル戦が実現、承認されるのかに注目。