WBAが指令していた世界ミドル級王者エリスランディ・ララ(キューバ)=29勝(17KO)3敗3分=と、同級1位マイケル・ゼラファ(オーストラリア)=31勝(19KO)4敗=の指名戦は、3月30日(日本時間31日)に米・ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催される、アマゾン・プライム・ビデオ・PPV放映の、プレミアム・ボクシング・チャンピオンズ興行に組み込まれた。

4月には41歳にララは、2022年5月にゲイリー・オサリバン(アイルランド)=31勝(21KO)5敗=を8回TKOで破り初防衛に成功して以来のリング登場となり、31歳のゼラファは、2022年11月にダニロ・クレアティ(オーストラリア)=8勝(1KO)1敗=に10回判定勝ちして以来の試合となる。

同日のメインは、WBO世界スーパーウェルター級王者ティム・チュー(オーストラリア)=24戦全勝(17KO)=と、元WBC世界ウェルター級&WBAスーパー王者キース・サーマン(米)=30勝(22KO)1敗1NC=の、155ポンド契約12回戦で、WBA世界スーパーライト級タイトル戦。王者ローランド・ロメロ(米)=15勝(13KO)1敗=に、同級2位イサック・クルス(メキシコ)=25勝(17KO)2敗1分=が挑む一戦も行われる。

他に、ジャーメル・チャーロ(米)=35勝(19KO)2敗1分=の休養王者認定により空位となった、WBC世界スーパーウェルター級王座決定戦。同級2位セルヒイ・ボハチュク(ウクライナ・米在住)=23勝(23KO)1敗=と、同級3位セバスチャン・フンドラ(米)=20勝(13KO)1敗1分=の試合も正式決定で、トリプル世界戦+αの豪華興行となる。