WBA世界スーパーライト級王者ゲイリー・アントゥアン・ラッセル(米)=19勝(17KO)1敗=が、10月17日(日本時間18日)に米国(会場未定)で開催されるDAZN放映のプレミア・ボクシング・チャンピオンズ(PBC)興行に出場。2月21日(日本時間22日)に米・ラスベガスで、平岡アンディ(前大橋)=24勝(19KO)1敗=選手を12回判定で破って以来、2度目の防衛戦に臨む。
昨日行われたPBCのDAZN放送契約締結発表会に出席予定だったラッセルは、飛行機に乗り遅れ会見に間に合わなかった。
ラッセルは8月22日(日本時間23日)に米・ラスベガスで対戦が決まった、WBA世界ウェルター級スーパー王者ローランド・ロメロ(米)=17勝(13KO)2敗=に、元世界2階級制覇王者のテオフィモ・ロペス(米)=22勝(13KO)2敗=が挑むタイトル戦興行で、WBC世界同級暫定王者イサック・”ピットブル”・クルス(メキシコ)=28勝(18KO)3敗2分=との対戦決定が伝えられていたが、その後、両者の対戦に関する情報はない。

今の所ラッセルの対戦相手は未定だが、V2に成功すると10月24日(日本時間25日)に英・シェフィールドで行われる事が再スケジュールされた、WBC王者ダルトン・スミス(英)=18戦全勝(14KO)=と、元王者で同級1位のアルベルト・プエジョ(ドミニカ)=24勝(10KO)1敗=のタイトル戦勝者と、2027年初頭に王座統一を賭けて対戦す計画。
スミスvsプエジョは6月6日(日本時間7日)にシェフィールドで開催が決っていたが、スミスの肘の負傷により延期されていた。試合間隔が空くプエジョは7月18日(日本時間19日)に地元ドミニカで、ミゲル・アンヘル・ボラニョ(コロンビア)=10勝(7KO)4敗=と前哨戦を行う。
現在空位となっているIBF世界同級王座決定戦。同級1位リンドルフォ・デルガド(メキシコ)=24戦全勝(16KO)=と、同級3位(2位は空位)アーサー・ビヤルスラノフ(カナダ)=21戦全勝(17KO)=の一戦は、10月下旬に開催が延期されたカネロ・アルバレスvsクリスチャン・ムビリのサウジアラビア興行「メキシコvs世界」のアンダーカード第一試合で行われる事になった。

デルガド、サウスポーのビヤルスラノフは共に31歳で、2016年のリオ五輪に出場。デルガドはライト級で初戦敗退。ビヤルスラノフはライトウェルター級でベスト16の成績を残している。
デルガドは昨年11月15日(日本時間16日)にメキシコ・サンルイスポトシで行われた挑戦者決定戦で、ガブリエル・バレンズエラ(メキシコ)=32勝(18KO)5敗1分=をスプリットの判定で破ったが、ウェイト調整に苦しみ前日計量では最初リミットの140ポンドを0.8ポンドオーバー。2時間後の2度目で139.2ポンドでクリアした。
IBFルールによる当日計量でも1回目に制限の10ポンドを上回る150.6ポンドを記録し、1時間後に149.4ポンドでクリア。予想は有利と見られていたが厳しい試合となり、観戦していたメキシコの英雄フリオ・セサール・チャベスは、バレンズエラの勝利を推していた。
10歳でトロントに移住。カナダのアイ・オブ・ザ・タイガー・マネージメントにより推進されるビヤルスラノフは、昨年10月30日(日本時間31日)にカナダ・モントリオールで、元IBF世界同級王者セルゲイ・リピネッツ(ロシア)=18勝(13KO)5敗1分=の顔面を大きく変形させ判定勝ち。4月9日(日本時間10日)の最新試合では、ヒメール・エスピノサ(メキシコ)=17勝(16KO)3敗1分=を7回TKOで破っている。
両者はオーソドックスとサウスポーの違いはあるが、体格も似通っている。デルガドはまとまった好選手だが、試合間隔が空いているだけに、ウェイト調整が試合の鍵を握る事になるだろう。
