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2階級制覇のWBA、WBC、WBO世界スーパーフライ級王者ジェシー・”バム”・ロドリゲス(米)=23戦全勝(16KO)=が、3階級制覇を目指しWBA世界バンタム級レギュラー王者アントニオ・バルガス(米)=19勝(11KO)1敗1NC=に挑むタイトル戦が、いよいよ今週末に迫った。

6月13日(日本時間14日)に米・アリゾナ州グレンデールのデザート・ダイヤモンド・アリーナで開催される試合を前に、王者のバルガスは「正直言って、これは私のキャリアの中で最高の準備期間でした。ボクシング界で最大の番狂わせを演じる準備は出来ている」と断言。

バルガスは昨年7月30日に横浜BUNTAIで、比嘉大吾(志成)=21勝(19KO)3敗3分=選手の挑戦を際どく12回引き分けで退けて以来のリングで、予想は圧倒的にロドリゲス有利。

しかしバルガスは、「多くの人が私を軽視しているが、それでいい。以前も過小評価されたことはある。今、私を駆り立てているのは、これが世界に驚きを与えるチャンスだということだ。世界タイトルを獲得するだけで満足するために、これまで努力してきたわけではない。私は自分のレガシーを築き続けたい。バムの挑戦に応える準備は出来ている」と語り、予想は気にしていない。

Antonio Vargas
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「ジェシー・ロドリゲスのような選手に勝利すれば、全てが変わる。彼は体重階級を問わず、世界最高のボクサーの一人と見なされている。彼に勝てば、私もこのスポーツのトップクラスの選手の一人であることを証明できる。これこそが、キャリアを決定づけ、さらに大きなチャンスへの扉を開くような勝利なのだ」

「これは私のキャリアの中で最大の瞬間であり、私はそれを全力で受け止める覚悟ができています。この試合が、私の最高のパフォーマンスを引き出してくれると信じています。皆さんの記憶に長く残るようなパフォーマンスを披露したいと思っています。アリゾナを去る時、私は依然として世界チャンピオンとして去るつもりだ」

強敵ロドリゲスとの戦いを前に決意を固めているバルガスをサポートする、ボックスラボ・プロモーションのアマウリ・ピエドラは、「我々はアントニオを信じている。彼が積み重ねてきた努力を見てきたからこそ、彼が人生最高のパフォーマンスを披露する準備ができていると確信している」と、バルガスに信頼を寄せる。

Antonio Vargas
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予想有利のロドリゲスはバルガスを撃破し3階級制覇を達成した後は、さらに階級を上げ4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(大橋)=33戦全勝(27KO)=選手への挑戦を狙っている。

ロドリゲスの身長163センチ、リーチ170センチに対し、バルガスは身長166センチ、リーチ168センチで体格的に大きな差はない。ロドリゲスのトレーナー、ロバート・ガルシアは3ポンドの減量が無くなった分、バムはさらに多彩なパフォーマンスを披露できると、バンタム級での戦いに強い自信を見せている。

元オリンピアンのバルガスが、世界中をアッと言わせる事が出来るのか。それとも、予想通リロドリゲスが勝ち、井上選手とのドリームマッチに駒を進めるのか。大いに楽しみな一戦です。

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