7月20日に両国国技館で開催された、帝拳プロモーション主催のトリプル世界戦興行「U-NEXT BOXING 6」で行われた、WBO世界スーパーフライ級王座決定戦は、同級3位の寺地拳四朗(BMB)=26勝(16KO)2敗=選手が、同級4位イスラエル・ゴンサレス(メキシコ)=32勝(12KO)6敗2分=を12回判定で破り3階級制覇に成功。

初回、ボディストレートを突き前進するゴンサレスに対し、寺地選手は自分の距離をキープしながら左ジャブ。2回には右ストレートをカウンターで決めダウンを奪うと、軽快なステップからのジャブと右ストレートでポイントを重ねて行った。



中盤に入り流れを変えたいゴンサレスは連打からの右ストレートで寺地選手に迫る。

五つの黒星は、”バム”・ロドリゲス、ローマン・ゴンサレス、カリド・ヤファイ、ジェルウィン・アンカハスの世界王者と、世界挑戦者のアルジ・コルテスという豊富なキャリアを持つゴンサレスはしぶとく喰い下がり、寺地選手も抜け出すところまでは行かない。


終盤に入ると押し込んで来るゴンサレスを寺地選手がジャブでストップし、すかさず右ストレート。

しかし、ゴンサレスも右を返し王座獲得への執念を見せる。


迎えた最終ラウンド、寺地選手の右ストレートでゴンサレスはこの試合2度目のダウン。

立ち上がり、左右フックで最後の反撃を試みたゴンサレスだが、2度のダウンを物をいい勝者は寺地選手。


公式スコアはゲルゴ・コヴァチ(ハンガリー)117-109、ブノワ・ルセル(カナダ)116-110、ザカリー・ヤング(米)115-111でいずれも寺地選手。3階級制覇達成に成功した寺地選手は、「1年ぶりのベルトはめちゃめちゃ嬉しい。昔に戻って、ジャブを打って出入りする事を意識した」と言い、「3階級で2団体統一チャンピオンは日本でいないので、それを達成したい。」と、今後への豊富を語った。
9月に開催が予定されるWBC王座決定戦。1位坪井智也(帝拳)=3勝(2KO)無敗1NC=選手と、2位リカルド・マラジカ(南アフリカ)=17勝(12KO)2敗=戦勝者との対戦が期待される。
