1月17日日本時間18日)、米・カリフォルニア州コマースのザ・コマース・カジノ & ホテルで開催された、360プロモーション興行で行われた、WBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ。王者昼田瑞希(三迫)=6戦全勝(2KO)=選手に、同級6位マリベル・ラミレス(メキシコ)=15勝(3KO)10敗4分=が挑んだ一戦は、昼田選手が8回42秒負傷判定勝ち。
サウスポーの昼田選手は初回からラミレスと打撃戦を展開。第2ラウンド、右フックでダウンを奪い優位に立つと、その後も左ストレート、右フックを有効に決め試合をリード。4回に昼田選手のパンチによりカットされたラミレスの左目上の傷は出血がひどく、6回にはドクターチェックが入る。8回に偶然のバッティングにより傷口が大きくなり試合はストップされた。
スコアは80-71、80-71、79-72。昼田選手が全く危なげない試合運びで、ラミレスを圧倒。約1年ぶりのリングだったが、念願の米国デビュー戦を飾り、3度目の王座防衛に成功した。
WBC米大陸フェザー級タイトルマッチ。王者でIBF世界同級2位、WBC6位、WBO14位にランクされるオマール・トリニダード(米)=17勝(13KO)無敗1分=に、挑戦者・元IBF北米スーパーバンタム級王者マイク・プラニア(フィリピン)=31勝(18KO)4敗=が挑んだ一戦は、トリニダードが判定勝ち。スコアは100-90、100-90、99-91。
スーパーミドル級10回戦。WBC世界スーパーミドル級13位、IBF15位アリ・アクメドフ(カザフスタン)=22勝(16KO)1敗=と、マルコム・ジョーンズ(米)=17勝(10KO)4敗1分=の一戦は、アクメドフが2回レフェリーストップによるKO勝ち(カリフォルニア州ルール)。