WBA、WBO世界ライトフライ級王者レネ・サンティアゴ(プエルトリコ)=16勝(9KO)4敗=が、生まれ故郷で現在も住むプエルトリコ・ウマカオに、レネ-エルチュロ-サンティアゴ・ジムを開設。5月14日(日本時間15日)にオープンセレモニーが行われる。
「夢を叶えるために子供や若者の発展のために、自分の知識を貢献できるジムを常に持ちたいと思っていた。」(サンティアゴ)
サンティアゴの直近の3試合は日本で行われている。昨年3月13日に東京・両国国技館で、現WBC王者の岩田翔吉(帝拳)=16勝(13KO)2敗=選手を12回判定で破りWBO王座を獲得すると、12月17日には再び来日し、同会場でWBA王者高見亨介(帝拳)=10勝(8KO)1敗=選手との王座統一戦に勝利。
今年4月3日には東京・後楽園ホールで、元WBO世界ミニマム級王者でWBO4位、WBA7位にランクされていた谷口将隆(ワタナベ)=21勝(15KO)6敗=選手を12回判定で破り、WBA王座の初防衛とWBO王座2度目の防衛に成功と、日本のリングですこぶる稼いだ。
この稼ぎがジム開設の夢を果たした原動力となった事は間違いないが、サンティアゴはいまだにウマカオのプエルトリコ大学(UPR)で用務員として働いており、地元ファンからは誇りであり、お手本だとして尊敬を集めている。

サンティアゴをプロモートする、オールスター・ボクシングのフェリックス・ティト・サバラJr(米)は、父親の代に元世界3階級制覇王者ウィルフレッド・バスケス(プエルトリコ)を擁して来日して以来、帝拳プロモーションの本田明彦代表とは昵懇の間柄で、岩田選手のプロデビューはサバラJr氏に預けられ米国で行われている。
3試合連続日本で戦ったサンティアゴは、5月2日(日本時間3日)付けでWBAから1位の吉良大弥(志成)=4戦全勝(3KO)=選手との指名戦を指令されており、またもや日本のリングで戦う事が有力と見られている。交渉期間は6月2日(日本時間3日)まで。
そして、日本のリングにはWBCで王者に返り咲いた岩田選手。グリーン・ツダジムによって管理されるIBF王者タノンサック・シムシー(タイ)=40勝(35KO)1敗=が存在する事から、王座統一を希望するサンティアゴが、日本で戦い続ける事になる可能性は大きい。果たして誰が止めるか。今後に注目。
