WBO世界フェザー級王者ラファエル・エスピノサ(メキシコ)=28戦全勝(24KO)=をプロモートするサンフェル・プロモーションは、IBF世界同級王者アンジェロ・レオ(米)=25勝(12KO)1敗=に対し、王座統一戦を実現させるべく交渉を開始させた。
レオは5月9日(日本時間10日)に米・ジョージア州アトランタ郊外カレッジパークのゲートウェイ・センター・アリーナで、同級1位ライース・アリーム(米)=23勝(12KO)1敗=の挑戦を受ける予定だったが、前日計量でアリームは最初リミットを2.8ポンド上回る128.8ポンドを記録。1時間後の再計量でも128ポンドまでしか落とせず計量失格。

プロモーターのサリタ・プロモーションは、レオ陣営に対し変則世界戦としてアリームとの試合を実現させようと試みたが、レオ陣営はそれを拒否。興行のメインイベントとして予定された試合は急遽中止となり、レオはリングサイドで試合を観戦した。
エスピノサ陣営はこれを受けレオ陣営に接触。両陣営は以前にも対戦交渉をした事があり、実現寸前の所で流れている。
王座統一戦を希望するエスピノサは、9月12日にサウジアラビア・リヤドで開催される、元世界4階級制覇王者サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)=63勝(39KO)3敗2分=の復帰戦をメインとする、”メキシコvs世界”興行で、WBA世界同級王者ブランドン・フィゲロア(米)=27勝(20KO)2敗1分=との対戦が伝えられている。

しかし、少し前からフィゲロアは5月2日に東京ドームで行われた、井上尚弥(大橋)=33戦全勝(27KO)=選手と、中谷潤人(M・T)=32勝(24KO)1敗=選手の試合に注目。井上選手が勝ちフェザー級に上げた場合、自らが挑戦を受ける意思を表明。
フィゲロアは井上選手のフェザー級転向が将来的なものであってもかまわないとして、陣営はエスピノサとの王座統一戦実現の可能性は残されているが、優先事項ではない考えを明らかにしていた。
こうした状況からエスピノサ陣営は急遽試合が流れたレオ陣営に接触。レオは今後トップランク興行で戦う考えを明らかにしており、フィゲロアよりもレオとの交渉の方が、まとまる公算が高いと見られている。
