WBOはトップランクから提案されていた、世界スーパーライト級王者テオフィモ・ロペス(米)=19勝(13KO)1敗=のスーパー王者認定を、委員会24人の全会一致の賛成により決定した事を、ルイス・バティスタ・サラス世界選手権委員長が明らかにした。

既にロペスは次戦で同級1位アーノルド・バルボサJr(米)=28戦全勝(10KO)=と対戦する義務が無い事を承認されていたが、指名戦消化までの期間はさらに延長される事になる。また、階級を上げた場合、WBO王座への指名挑戦権が与えられる事になった。

一時引退を宣言したロペスは、すぐにそれを撤回。ビッグマネーファイトを望んでいるが、世界同級はWBC王者レジス・プログレイス(米)=29勝(24KO)1敗=へ、4団体統一世界ライト級(WBCは休養)王者デビン・ヘイニー(米)=30戦全勝(15KO)=が挑むタイトル戦が、12月9日(日本時間10日)に米・カリフォルニア州サンフランシスコのチェイス・センター(約1万8千人収容)で開催される事が決定。

この試合の勝者との対戦を希望するロペスは、12月9日(日本時間10日)に米・ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開催されるトップランク興行に出場する話がある。