4団体統一王者として井上尚弥(大橋)=33戦全勝(27KO)=選手が君臨する世界スーパーバンタム級で、WBCは暫定王座決定戦を承認。同級2位サム・グッドマン(オーストラリア)=22勝(8KO)1敗=と、同級4位ラモン・カルデナス(米)=27勝(15KO)2敗=による、WBC世界同級暫定王座決定戦は、7月26日にオーストラリアで開催されるティム・チューvsエロール・スペンスJrをメインとする、ノーリミット・ボクシング・プロモーション興行で行われる事が決定。
グッドマンは4月5日にオーストラリア・ウーロンゴンで行われた、IBF世界同級2位決定12回戦で、同級10位にランクされていたロドリゴ・ルイス(アルゼンチン)=23勝(17KO)2敗=に判定勝ちを収め、現在のIBFランキングは2位。
2月15日に大阪・住吉スポーツセンターで行われたIBF挑戦者決定戦で、同級4位にランクされていたブライアン・メルカド・バスケス(メキシコ)=32勝(26KO)2敗=に7回負傷判定勝ちを収めた、西田凌佑(六島)=11勝(2KO)1敗=選手陣営は、グッドマンとの暫定王座決定戦の承認をIBFに要請したが、これは却下。

西田選手がなおも暫定王座決定戦の承認を求めた場合、対戦相手は現在3位にランクされるバスケスとの再戦となり、今の所日本での開催は認められないと伝えられている。しかし、WBC暫定戦の開催決定で今後はわからない。WBAでは既にビクター・サンティリャン(ドミニカ)=16勝(7KO)2敗=が暫定王者となっている。
カルデナスは昨年5月4日(日本時間5日)に米・ラスベガスのT-モバイル・アリーナで、井上選手の持つ王座に挑戦。第2ラウンドにダウンを奪う健闘を見せたが8回TKO負け。しかし、モンスターからダウンを奪った善戦で大いに名前を売り、試合後、サンプソン・リューコーイッツ・プロモーターは、「本田氏(帝拳プロモーション)からカルデナスを日本で見たいという連絡を貰っている」と話していた。
昨年12月19日(日本時間20日)に米・フロリダ州フォートローダーデールで行われた再起戦で、元IBO(国際ボクシング機構)世界同級王者エリック・ロブレス(メキシコ)=16勝(10KO)4敗=に5回TKO勝ちを収めたカルデナスは、8月下旬のProBoxTV興行ヘの出場が予定されていたが、これはキャンセル。
「アウェイでの試合としては最高の対戦カードだ。全力を尽くすべきだ」と、カルデナス陣営はグッドマンとの対戦に踏み切った。
