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7月20日に両国国技館で開催された帝拳プロモーションのトリプル世界戦興行「U-NEXT BOXING 6」で行われた、WBC世界ライトフライ級タイトルマッチは、王者の岩田翔吉(帝拳)=17勝(13KO)2敗=選手が、トップコンテンダー、エリック・バディージョ(メキシコ)=19勝(8KO)1敗=を圧倒。11回2分13秒TKO勝ちで初防衛に成功した。

Shokichi Iwata vs. Erik Badillo
Shokichi Iwata vs. Erik Badillo

序盤戦、岩田選手は軽快なフットワークを駆使し、左右へ動きながらサウスポーのバディージョに右ストレートを上下に打ち込む。岩田選手のスピードに付いて行けないバディージョは、後手を踏む形となり3回まで岩田選手がポイントをピックアップ。

Shokichi Iwata vs. Erik Badillo

しかし第4ラウンド、打ち気に出た岩田選手にバディージョの左フックがカウンターとなって炸裂。岩田選手はキャリア初のダウンを奪われた。

Shokichi Iwata vs. Erik Badillo

岩田選手はすぐに立ち上がり冷静に対処。ダメージは感じられず、バディージョも深追いはしなかった。4回終了時の公開スコアはジャッジ三者とも38-37で岩田選手がリード。

Shokichi Iwata vs. Erik Badillo
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岩田選手の右ストレートの上下打ちも有効だったが、右アッパーボディ打ちも効果的で挑戦者にダメージを与えた。

Shokichi Iwata vs. Erik Badillo

タフなバディ―ジョもボディブローを返し、接近すると左右アッパーを突き上げ、右フックを強振。

Shokichi Iwata vs. Erik Badillo

それでも岩田選手は動じることなく、ボディ、顔面へ右を叩き込みバディ―ジョを削って行った。8回終了時の公開スコアは78-73、78-73、77-74でいずれも岩田選手がリード。

Shokichi Iwata vs. Erik Badillo

終盤に入ると岩田選手は右ストレート、右オーバーハンドを叩き込み、左ボディ。さらに右ボデアッパーをバディージョの腹にめり込ませ、一方的に攻める。バディ―ジョはダメージを蓄積させながらも何とかこらえるが、ストップへの期待が高まった。

Shokichi Iwata vs. Erik Badillo
Shokichi Iwata vs. Erik Badillo
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第11ラウンド、右オーバーハンドでバディ―ジョを大きくよろめかせた岩田選手は、すかさず右を追い打ち。これまでと見たローレンス・コール(米)主審は試合をストップ。

Shokichi Iwata vs. Erik Badillo
Shokichi Iwata vs. Erik Badillo

10回までの公式スコアはマーサ・トレンブレイ(米)98-91、キム・ジェボン(韓)98-91、フィル・オースティン(オーストラリア)97-92で、岩田選手が大きくリードしていた。

Shokichi Iwata vs. Erik Badillo

無敗の指名挑戦者を圧倒し初防衛に成功した岩田選手は、「人生初ダウンでびっくりしたけど、ダメージはなかったので気持ちを切り替えた。凄く良い経験ができた。生き残れたことは素直にうれしい。プラン通りに行かなかった部分もあるので、また早く練習を再開したい」と笑顔で語った。

今後は一度敗れているWBA、WBO王者レネ・サンティアゴ(プエルトリコ)=16勝(9KO)4敗=、IBF王者タノンサック・シムシー(タイ・グリーンツダ)=41勝(36KO)1敗=との王座統一戦。また、この試合の勝者との対戦を希望している、WBO世界ミニマム級&WBA世界同級スーパー王者オスカー・コラーゾ(プエルトリコ)=15戦全勝(12KO)=との対戦実現が期待される。

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