3月16日(日本時間17日)、米・ラスベガスのザ・コスモポリタン、ザ・チェルシーで開催された、ゴールデン・ボーイ・プロモーション興行のセミファイナル。WBAインターナショナル・ライト級タイトル戦。王者でWBA4位にランクされるフロイド・スコフィールド(米)=16戦全勝(12KO)=に、挑戦者エステウリ・スエロ(ドミニカ)=13勝(10KO)1敗=が挑んだ一戦は、スコフィールドが5回2分7秒反則勝ち。

初回。身長で上回るスエロはジャブを伸ばし、右ストレートを狙う。対するスコフィールドは低い位置から左フックを好打。早くもスエロの膝が揺れたが、バッティングでスコフィールドは右目上をカット。2回、スコフィールドはサウスポーにスイッチ。スエロは抱え上げ行為で減点1。

3回以降、スエロはロングレンジからジャブを多用し、右ストレート。スイッチを繰り返すスコフィールドは、切れのある左フックを放ち飛び込むが、接近戦では両者噛み合わない。4回、スエロがスコフィールドを抱え上げ突き落すと、またもや減点。荒れた様相を呈した試合は、第5ラウンド、スエロの右アッパーがローブローとなると、ついに反則負けが宣告された。