WBC世界スーパーミドル級暫定王者レスター・マルティネス(グアテマラ)=20勝(16KO)無敗1分=は、8月29日(日本時間30日)に米・ロサンゼルスで、同級3位ルカ・プランティック(クロアチア)=13戦全勝(10KO)=を相手に初防衛戦を行う事が決定。29日(日本時間30日)にロサンゼルス近郊カーソンのダブルツリー・バイ・ヒルトン・ホテル・カーソンで発表会が行われる。主催はProBox・プロモーション。
マルティネスは9月12日にサウジアラビア・リヤドで、サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)=63勝(39KO)3敗2分=の挑戦を受ける事が決まっている正規王者クリスチャン・ムビリ(フランス)=29勝(24KO)無敗1分=と、昨年9月13日(日本時間14日)に米・ラスベガスで対戦。
単調な攻撃に終始したムビリに対し、接近戦で左右アッパー、離れればワン・ツーを打ち込み優位に試合を展開したが、オフィシャルのスコアは97-93、94-96、95-95の引き分け。判定を不服とするマルティネス陣営は直ちにWBCに対し再戦を要求。WBCは試合後1週間にも満たない期間で両者の即時再戦を決定。

しかし、テレンス・クロフォード(米)の引退により、WBCはムビリと現WBO王者ハムザ・シーラーズ(英)=23勝(19KO)無敗1分=による正規王座決定戦を指令。改めて勝者とマルティネスの対戦を義務付けたが、シーラーズはWBO王座狙いに鞍替え。今年1月、ムビリは労せず正規王者へと昇格した。
暫定王座決定戦へ回ったマルティネスは、3月21日(日本時間22日)に米・カリフォルニア州サンバーナーディーノで、イマヌエル・アリーム(米)=22勝(14KO)4敗3分=を12回判定で破り王座を獲得。ドイツのイヴァン・ディヤコヴィッチによりマネージメントされる29歳のプランティックは、米国リング初登場。
WBC世界同級は4月25日(日本時間26日)にデンマーク・コリングで行われた挑戦者決定戦で、ジェイコブ・バンク(デンマーク)=19戦全勝(11KO)=が、ウリヌス・ンジョロニム(ナミビア)=20勝(18KO)2敗=を5回KOで破り、指名挑戦権を獲得している。
ムビリvsカネロはカネロの優位が予想され王座返り咲きが濃厚と見られているが、世界一稼ぐファイターカネロが正規王座を獲得しても、マルティネス、バンクと戦う可能性は低いだろう。
