4階級制覇のWBO世界スーパーライト級王者シャクール・スティーブンソン(米)=24戦全勝(11KO)=が、ズッファ・ボクシングとプロモート契約を締結した事が正式発表された。先月初めにこれまでスティーブンソンをプロモートして来たマッチルーム・ボクシングのエディ・ハーンは、スティーブンソンが1試合1500万ドル(約24億3600万円)の破格のファイトマネーでズッファ・ボクシングと契約した事を公表していた。
「シャクールはズッファと契約したから、今後はそこで活動することになるだろう。ただ、彼を誰と対戦させるのかは分からない。ズッファは他のプロモーターよりも5倍もの報酬を選手に支払っているからね」(エディ・ハーン)
スティーブンソンは次戦の対戦相手候補として、WBA世界ライト級休養王者となっているジェルボンテ・デービス(米)=30勝(28KO)無敗1分=と、WBO世界ウェルター級王者デビン・ヘイニー(米)=33勝(15KO)無敗1NC=の名前を挙げている。

しかし、法的トラブルを抱え指名手配中のデービスのリング復帰は、昨日になり今年はなく、来年になる事が伝えられている。ズッファ・ボクシングとの契約が噂になっているヘイニーは、WBOから同級1位キーショーン・デービス(米)=15勝(10KO)無敗1NC=との対戦指令を受けており、これをどう交わすのか。
ハーンは「これほどのファイトマネーでいったい誰と戦うんだ」と疑問を呈している、ダナ・ホワイト会長がどんな対戦相手を決めるのかが注目される。そして、「この仕組みは変だし、長くは続かないだろう」というハーンの予想は当たるのだろうか。
サウジアラビア・マネーをバックに、老舗プロモーターの牙城に切り込んで来たズッファ・ボクシング。スティーブンソンに続く選手が出ると、さらに勢いを増しそう。選手が巨額のファイトマネーを得る事は良い事だが・・・。
