WBAは1年以上リングから遠ざかっている世界ウェルター級レギュラー王者ロランド・ロメロ(米))=17勝(13KO)2敗=を、スーパー王者として正式に認定。5月23日(日本時間24日)にエジプト・ギザのピラミッド特設会場で対戦が決まっている、同級1位シャハラム・ギヤソフ(ウズベキスタン)=17戦全勝(10KO)=と、同級6位ジャック・カテロール(英)=32勝(14KO)2敗=の一戦を、世界同級レギュラー王座決定戦として承認した。

マッチルーム・ボクシング・ファイター同士のギヤソフとカテロールの対戦は4月1日に発表され、レギュラー王座決定戦として行われると伝えられていたが、昨日までWBAからの正式承認はなかった。

WBAはロメロ陣営からの正式な要請を受け、3階級制覇を達成したロメロの輝かしい実績を検討した上で、WBA選手権委員会によって決定に至ったとしている。また、ロメロはギヤソフvsカテロールの勝者と180日以内に対戦する事を義務付けた。

ロメロは昨年5月2日(日本時間3日)に米・ニューヨークのタイムズスクエアで行われた王座決定戦で、現WBC王者ライアン・ガルシア(米)=24勝(20KO)1敗1NC=から第2ラウンドにダウンを奪い、12回判定勝ちで王座を獲得。

Rolando Romero

ロメロは王座獲得後、元世界6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)=62勝(39KO)8敗3分=とのタイトル戦特別承認をWBAに要請したが実現せず、次にWBO世界同級王者デビン・ヘイニー(米)=33勝(15KO)無敗1NC=との王座統一戦が浮上。ロメロは契約書にサインした事を明らかにしていたが、これも実現しなかった。

WBAは昨年10月13日(日本時間14日)付けでロメロに対し、ギヤソフとの対戦を指令。交渉期間は30日間としていたが、そのまま時間が経過していた。

ビッグマネー・ファイトを目指すロメロだが、Aサイドで主導権を握る立場にないだけに、王座獲得後、アッという間に1年の時間が過ぎてしまった。最近は再起を目指す元世界4階級制覇王者エイドリアン・ブローナー(米)と距離を近くしている。

ギヤソフvsカテロールには興味がなく、試合は見ないというが、果たして満足いくような対戦相手を捕まえる事が出来るのか、今後が注目される。