ズッファ・ボクシンと契約し、4月11日(日本時間12日)に英・ロンドンのトッテナム・ホットスパー・スタジアムで開催された、ゴールドスター・プロモーション興行に出場したWBC世界ウェルター級1位、WBA4位、IBF7位、WBO世界ミドル級14位にランクされるコナー・ベン(英)=25勝(14KO)1敗=が、ズッファ・ボクシングと新たに5試合の大型契約を締結。
タイソン・フューリーvsアルスランベク・マフムドフをメインカードとする興行で、共同メインとして行われた元WBA、WBC世界スーパーライト級王者のレジス・プログレイス(米)=30勝(24KO)4敗=との試合で、ベンは1500万ドル(約23億4170万円)の報酬を獲得。
新たな5試合の契約も相当なファイトマネーを約束されていると思われる。WBC1位のベンはWBC同級王者ライアン・ガルシア(米)=25勝(20KO)2敗1NC=への挑戦試合が、8月の開催に向け交渉が進められていると話し、ガルシアもベンと戦う事に興味を示している。

しかし、ガルシアをプロモートするゴールデン・ボーイ・プロモーションのオスカー・デラホーヤは、ダナ・ホワイトが展開するUFCをモデルにしたズッファ・ボクシングを痛烈に批判し続け、最近も参加する選手に対し「契約書をよく読め。小さい文字に注意しろ」と警告を発しており、ホワイトと共同でビジネスを行う事は考えずらい。
ホワイトは「ビッグマッチを開催する準備は出来ている」と、ガルシアとの対戦にも意欲的であるが、果たしてどうか。
ベンはプロデビュー以来10年間マッチルーム・ボクシングに所属。薬物検査陽性により英国での活動が出来なくなった期間もエディ・ハーンはベンのリング復帰に奔走。米国での試合を実現させる等、プロモーターとして最大限の努力をして来たが、ベンはプログレイス戦での報酬に対し、「断り切れるものではなかった」と、ハーンの知らぬ間にズッファ・ボクシングと契約。
そして、マッチルーム・ボクシングとの契約が満了した、IBF世界スーパーライト級王者リチャードソン・ヒッチンズ(米)=20戦全勝(8KO)=も、ベンに続きズッファ・ボクシングと契約。ハーンの怒りは大きく、今後はベン、デービスをマネージメントするキース・コノリーと契約する選手とは、ビジネスを行わない事を宣言している。
