世界スーパーバンタム級4団体統一王者井上尚弥(大橋)=29戦全勝(26KO)=選手の次戦は、5月4日(日本時間5日)に米・ラスベガスのT-モバイル・アリーナで、WBA世界同級2位(1位は空位)、IBF8位、WBO10位ラモン・カルディナス(米)=25勝(14KO)1敗=を挑戦者に迎え行われる。

井上選手は昨年からこの時期に米国での試合が予定されており、挑戦者はWBC世界同級1位のデビッド・ピカソ(メキシコ)=31勝(17KO)無敗1分=に内定していたが、ピカソ陣営はこれを正式に辞退。代わってカルディナスが対戦相手に選ばれた。

米・テキサス州サンアントニオに住む29歳のカルディナスは、デビッド・べナビデス(米)、セバスチャン・フンドラ(米)らと契約する、サンプソン・リューコーイッツのサンプソン・ボクシングとプロモート契約を締結。

2月8日(日本時間9日)に米・テキサス州サンアントニオのボーイング・センター・アット・テック・ポートで行われた、WBA9位のブライアン・アコスタ(メキシコ)=20勝(8KO)1敗=戦では、速い左を武器にしたスピード・ボクシングで序盤戦をリードしたが、7回、アコスタの右フックでダウン。終盤は押し込んで来るアコスタに追い上げられたが、97-92、95-94、95-94のスコアで勝利を収めている。

シンコ・デ・マヨの週末は、2日(日本時間3日)に米・ニューヨークのタイムズスクエアで、ライアン・ガルシアvsロランド・ロメロ、デビン・ヘイニーvsホセ・カルロス・ラミレス、テオフィモ・ロペスvsアーノルド・バルボサJrのトリプルヘッダーが決定。

米国時間3日にはサウジアラビア・リヤドのキングダム・アリーナで、カネロ・アルバレスvsウィリアム・スカルが行われる。そして、4日(日本時間5日)はT-モバイル・アリーナに、”モンスター”・井上選手が登場する事になる。正式発表が待たれます。