6月29日(日本時間30日)に米・アリゾナ州フェニックスのフットプリント・センターで、WBC世界スーパーフライー級王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)=44勝(28KO)3敗=への挑戦が決まった、ジェシー・ロドリゲス(米・帝拳)=19戦全勝(12KO)=は、3月27日(日本時間28日)付けで保持するIBF世界フライ級王座を正式に返上。

これを受けIBFは3月28日(日本時間29日)、同級1位アンヘル・アヤラ(メキシコ)=17戦全勝(7KO)=と、同級3位(2位は空位)デーブ・アポリナリオ(フィリピン)=20戦全勝(14KO)=による王座決定戦を指令。交渉期間は30日間。

23歳のアヤラは昨年10月14日(日本時間15日)にメキシコ・メリダで行われた挑戦者決定戦で、元IBF世界ライトフライ級王者フェリックス・アルバラード=40勝(35KO)4敗=に12回判定勝ち。初回のダウンを挽回しての勝利だったが、ジャッジ3者が揃って114-113とスコアする苦戦だった。

25歳のサウスポー、アポリナリオは大橋ジムと契約。昨年8月に日本デビューを果たしており、日本のリングで王座決定戦が開催される可能性も高い。

また、ロドリゲスがもう一つ保持するWBO世界フライ級王座は、同級1位加納 陸 (大成)=22勝(11KO)4敗2分=選手と、同級2位アンソニー・オラスクアガ(米)=6勝(4KO)1敗=か、WBO世界ライトフライ級王者ジョナサン・”ボンバ”・ゴンサレス(プエルトリコ)=28勝(14KO)3敗1分1NC=により争われる事になる。