WBA世界ライトヘビー級スーパー王者ドミトリー・ビボル(ロシア/米・カリフォルニア州在住)=21戦全勝(11KO)=の次戦が、来年1月13日(日本時間14日)に米・ラスベガスで開催される事を、マッチルーム・ボクシングのエディ・ハーンが示唆。対戦相手も含めて正式発表も間近だとしている。
ビボルは2022年5月7日(日本時間8日)に米・ラスベガスで行われた防衛戦で、4団体統一世界スーパーミドル級王者サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)=60勝(39KO)2敗2分=の挑戦を判定で退けると、11月5日(日本時間6日)にはUAE・アブダビで、1位のヒルベルト・ラミレス(メキシコ)=45勝(30KO)1敗=の指名挑戦を大差の判定で破った。
しかし、2023年はカネロとの再戦、WBC、WBO、IBF世界ライトヘビー級王者アルツール・ベテルビエフ(ロシア→カナダ)=19戦全勝(19KO)=との対戦話があったが実現せず、結局、一度もリングに上がる機会がなかく、終わろうとしている。
来年1月13日(日本時間14日)にカナダ・ケベック・シティのビデオトロン・センターで、べテルビエフはWBC同級1位の指名挑戦者カラム・スミス(英)=29勝(21KO)1敗=と対戦する事が決まっているが、スミスをプロモートするハーンは、「スミスがKOで勝つと信じている」と話し、ビボルvsスミスを実現させたいと思惑を口にしている。今後に注目。