IBF世界ライトフライ級4位クリスチャン・アラネタ(フィリピン)=23勝(18KO)2敗=と、同級7位アービン・マグラモ(フィリピン)=17勝(11KO)1敗1分=による挑戦者決定12回戦が、来年1月18日にフィリピン・セブシティのヌスター・リゾート&カジノで開催される事が決定。勝者は同級王者エイドリアン・クリエル(メキシコ)=25勝(5KO)4敗1分=への指名挑戦権を獲得する。
28歳のアラネタは2021年4月に南アフリカ・ポート・エリザベスで、シベナティ・ノンティンガ(南ア)=12勝(9KO)1敗=とIBF王座への挑戦権を賭けて戦ったが、2回にダウンを奪いながら113-114、113-114、112-115の僅差で判定負け。この試合の後、改めてマーク・ビセレス(比)=17勝(10KO)1敗1分=と挑戦者決定戦を行う権利が回って来たが辞退していた。ノンティンガ戦後は4連勝(3KO)と好調を維持している。
WBOオリエンタル同級王者でWBOでは6位にランクされるマグラモは、2018年9月の8回戦でスプリットの判定を失って以来、9連勝中(6KO)。フィリピン人同士のサウスポー対決は、キャリアで上回るアラネタにマグラモがどう挑むのか注目される。