5月6日、東京ドームで開催された、4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ。WBC、WBO、IBF&WBAスーパー王者井上尚弥(大橋)=26戦全勝(23KO)=選手に、WBC世界同級1位の指名挑戦者ルイス・ネリ(メキシコ)=35勝(27KO)1敗=が挑んだ一戦は、井上選手が6回1分22秒TKO勝ち。

初回開始早々、サウスポーのネリに対し、井上選手はいきなりの強い右を振る。しかし、接近戦で左アッパーを放った井上選手にネリの左フックが決まり、井上選手がダウン。波乱のスタートとなった。2回、ネリは出ない。互いに間合いを取り合い、チャンスを伺うが、井上選手は右ボディアッパーを放ち、ネリの出鼻に左フックを決めダウンを奪い返す。

3回、緊迫した攻防戦が続くが井上選手は右ストレートをヒット。4回、出て来たネリに井上選手は右ストレート、左ボディを決める。5回、井上選手はジャブから右ストレート。ネリも打ち気で出てきたが、残り30秒、井上選手の左フックでネリはダウン。

6回、ネリの攻撃を読み取った井上選手は余裕を持ち、フィニッシュパンチを打ち込む瞬間を狙い、ネリにプレスを掛ける。追い詰められたネリに、井上選手が強烈な右アッパーからストレートを決めると、ネリはあきらめの表情を浮かべキャンバスへ沈んだ。井上戦が初回のまさかのダウンを挽回し、KO防衛に成功した。