WBA世界ライト級王者ジェルボンテ・デービス(米)=30勝(28KO)無敗1分=が再び指名手配。デービスは2020年11月に米・メリーランド州ボルチモア市中心部で起こした、4人が負傷したひき逃げ事件により言い渡された保護観察違反の罪により、メリーランド州当局から再び逮捕状が発行された。デービスの代理人は電子メールでのコメントを控えている。

5月23日(日本時間24日)付けでWBAはデービスに対し、同級1位フロイド・スコフィールド(米)=19戦全勝(13KO)=との対戦を指令。交渉期限は6月22日(日本時間23日)までとなっている。

WBAは昨年3月1日(日本時間2日)に米・ニューヨークでラモント・ローチ(米)=25勝(10KO)1敗3分=と引き分けて以来、リングを遠ざかっているデービスの王座保持に腐心。一度は承認したスコフィールドと同級2位ルーカス・バハディ(米)=20戦全勝(15KO)=とのレギュラー王座決定戦の承認を取り消した。

Floyd Schofield

これに怒ったスコフィール陣営からの突き上げに追い込まれたWBAは、スコフィールドとデービスの対戦を指令せざるを得ない状況となったが、トラブル続きのデービスは今夏にもリング復帰がささやかれ、実現が期待されていた。しかし、これでまた逆戻り。

これまでデービスの王座保持を擁護して来たWBAは、デービスを再び休養王者とした。これにより、スコフィールドとバハディによるレギュラー王座決定戦を、WBAは改めて承認せざるを得ないだろう。

23歳のスコフィールドはフランスの世界的格闘技ブランド「VENUM」と、複数年の公式アンバサダー契約を締結。私生活の乱れからリングを遠ざかるデービスとは対照的で、新しい時代を築く事が出来るのか注目される。