WBO&IBF世界スーパーフェザー級王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)=40勝(33KO)2敗1分1NC=は、今秋のリング復帰を表明した元世界3階級制覇王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)=18勝(12KO)3敗=との対戦を否定。WBOのグスタボ・オリビエリ会長は、ロマチェンコがナバレッテへの挑戦を希望した場合、タイトル戦として承認する事を真剣に検討すると発言していた。
ロマチェンコの標的には新たにナバレッテへの指名挑戦権を持つ、WBO世界同級1位チャーリー・スアレス(フィリピン)=18勝(10KO)無敗1NC=の名前が挙がっている。新たにサンプソン・ボクシングとプロモート契約を締結したスアレスは、7月11日(日本時間12日)に米・カリフォルニア州サンフランシスコのシビック・センターで開催される、オラスクアガvsドミンゲス興行への出場が決定。
スアレスは昨年5月10日(日本時間11日)にナバレッテと対戦。最初、負傷判定負けとされたが試合結果は一転ノーコンテストに変更。再挑戦の時を待っているが、キャリアの空白を埋める為にマヌエル・アビラ(米)=25勝(9KO)2敗1分=と対戦する事になった。
既にジムに復帰しトレーニングを開始しているナバレッテは、5月30日(日本時間31日)に米・テキサス州ヒューストンのフェルティッタ・センターで開催される、WBC世界同級王者オシャキー・フォスター(米)=24勝(12KO)3敗=に、元WBA世界フェザー級王者で同級2位のレイモンド・フォード(米)=18勝(8KO)1敗1分=が挑むタイトル戦に注目。

フォスターは以前から王座統一に興味を示していたが、所属するトップランクがDAZNと契約した事もあり、フォードに勝てばナバレッテとのマッチアップも大いにあり得る。また、フォードが勝った場合でも、ナバレッテ同様マッチルーム・ボクシングと契約しており、王座統一戦実現への期待は高まる。
地元リングでの凱旋防衛戦となるフォスターは、「ようやく、夢が実現した」と大いにやる気を見せる一方、記者会見で顔を突き合わせたフォードが、突然、両手でフォスターを突き放すという暴挙に出たが、笑顔を見せて冷静に対応。王者としてのプライドと勝利への自信を見せつけた。
約7千100人収容の会場のチケットはほぼ完売。フォスターはフォード戦後に世界4階級制覇のWBO世界スーパーライト級王者シャクール・スティーブンソン(米)=24戦全勝(11KO)=との対戦を希望しているが、ナバレッテ戦の方が現実的だろう。
